四国電力総連第19回男女平等参画フォーラムを開催   NEW STAGE ~さっアップデートしよ?~
 
 四国電力総連は、1月24日~25日にかけて、香川県高松市にて、四国電力総連「第19回男女平等参画フォーラム」を開催し、各加盟組合執行委員を中心に参加要請を行い、四国電力総連女性委員・事務局を含む62名が参加しました。

集合写真

 
 本フォーラムは、男女平等参画社会の実現に向けて、男女が平等にいきいきと働ける職場や、男女とも仕事と私生活の調和が可能となる社会をめざし、労働組合として諸活動を推進していくにあたっての考え方や現状と課題等を学び共有することを目的に毎年開催しています。

 今回は、NEW STAGE~さっアップデートしよ?~と題し、1日目には労働調査委員会より後藤嘉代講師をお招きし「男女平等の視点からみたアンコンシャス・バイアス」について、2日目には全国電力総連より白鳥優一講師をお招きし「組合員アンコンシャス・バイアス意識調査」について講演が行われました。
 アンコンシャス・バイアスとは、誰もが持つ「無意識の思い込み、偏見」など、あらゆるものを「自分なりに解釈する」という脳の機能によって引き起こされるものです。誰もがいきいきと働ける職場環境、男女が共に主体的に参画する魅力ある社会を構築するためには「男性は仕事、女性は家庭」といった、アンコンシャス・バイアスの解消が重要となります。
 各加盟組合から、男女平等参画を推進する立場となる執行委員を中心とした参加者が集まり、職場外の方とのさまざまな意見交換をつうじて今後の活動のヒントを得るとともに、職場でできる取り組みを学ぶことができました。

 講演で得た知見も踏まえ、2日目のグループディスカッションでは「自身の職場環境はどうか?」、「職場でアンコンシャス・バイアスを感じたことはあるか?」、「アンコンシャス・バイアスを解消するためにはどうすればいいか?」など、それぞれグループごとで話し合い、感じたことや自身の職場の状況、改善策などの発表をおこないました。
 また、カルチャー教室ではオリジナル月ランプの作成をおこない参加者同士の交流を更に深めることができました。
 


 
▲講演いただいた後藤嘉代講師
▲ディスカッションの様子
 
 
▲グループワークのまとめを発表
▲「描ける月ランプ」作成


参加者からは、

  ・ 自分の偏った考えを改める良い機会になりました。事前調査の結果を伝えるだけでなく、
     そこから何故その結果になるかの解説もあり非常にわかりやすかったです。

  ・ これまで自分は性別に捉われない考えを持っていると思っていたが、講師の先生の話を聞き
     偏った考えをまだ持っている部分があると自身を見つめ直すきっかけとなりました。

  ・ 講演の中であったアンコンシャス・バイアンスについてのアンケート結果を世間と四国電力
     総連で比較したデータは、自分のいる組織での思考や先入観の偏りが可視化されとても
     興味深かった。

などの感想が寄せられました。

 四国電力総連では、今後もさまざまな機会をとらえ、男女平等参画推進に向けた取り組みを進めるとともに、職場でいきいきと働ける環境を整えるための取り組みを進めていきます。





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