四国電力総連第17回男女平等参画フォーラムを開催

~出来ないと言う勿れ、みんなが育休を取れる職場づくりにつなげよう~

 四国電力総連は、1月20日~21日にかけて、香川県高松市にて、四国電力総連「第17回男女平等参画フォーラム」を開催し、各加盟組合執行委員を中心に参加要請を行い、四国電力総連女性委員・事務局を含む56名が参加しました。

▲3年振りの集合開催となった


 本フォーラムは、男女平等参画社会の実現に向けて、男女が平等にいきいきと働ける職場や、男女とも仕事と私生活の調和が可能となる社会をめざし、労働組合として諸活動を推進していくにあたっての考え方や現状と課題等を学び共有することを目的に毎年開催しています。

 今回は、ひびき~出来ないと言う勿れ みんなが育休を取れる職場~と題し、育児・介護休業法改正に伴い、男性の育休取得がどうすれば取得しやすくなるか、みんなが育休をとれる職場を目指した取り組みや男女平等参画をさらに進めるため、執行委員を中心に参加いただき、組織・職場が違う参加者同士の意見交換をつうじて、現状に気づき今後の活動のヒントを得られるよう、講義・ディスカッションを行いました。
 
 立教大学 首藤若菜教授をお招きし、育児・介護休業法の改正点や、近年の育休取得の状況、男性の育児休業取得率の高い企業の好事例など講演いただきました。
 講演のなかで、「労働組合は法律や制度の後追いとならず『ワークルールを作る主体』として、法令を上回る労働環境や労働条件となるよう、職場の声を拾いながら取り組んで欲しい。」と参加者に対して熱いエールが送られました。
 
 講演で得た知見も踏まえながら、「育休を取得した際に何がしたいか」、「どうすれば育休を取得しやすくなるか」などについて、班ごとに話し合い、感じたことや自分の職場の状況、改善策などの発表を行いました。

 
   
▲講演いただいた首藤教授 ▲ディスカッションも交えながら様々な知見をいただいた 
   
▲アイスブレイク(ito)でコミュニケーションを促進 ▲グループワークのまとめを発表

参加者からは、
・他組合の現状を知ったり、男性と女性での意見の相違を知ったりすることができた。
・育休に対して当事者意識が強くなり、有意義であった。
・私たち組合側が積極的に育休の制度を会社に持って帰り、広めていくことが大切だと感じたなどの感想が寄せられました。

 四国電力総連では、今後もさまざまな機会をとらえ、男女平等参画推進に向けた取り組みを進めるとともに、職場でいきいきと働ける環境を整えるための取り組みを進めていきます。


  






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