不安全行動を「起こさない・起こさせない」職場にするために
~2022年度 安全体感研修を開催~   
  

 四国電力総連は、令和4年12月21日(水)四電工社員研修所において「安全体感研修」を開催し、各加盟組合から12名が参加しました。
 本研修は、冬季安全衛生推進運動の取り組みの一環として、危険に対する感受性を高め、更なる安全意識の高揚を図ることを目的に、隔年で開催をしています。
 
 研修では、災害を疑似体験することができる安全体感教育施設を活用して、高圧線間短絡や高圧線感電再現をはじめ、VRを活用した高所作業時における墜落疑似体験、墜落制止用器具(フルハーネス)を着用しての落下体験、その他、油圧装置挟まれ再現や落下物衝撃体験、脚立転倒体験など全19項目を実施し、それぞれの作業においてどのような危険が潜んでいるのか、どのように災害に繋がるのかを学びました。その中で、「不安全状態の作業環境で不安全行動が行われたときに労働災害が発生する」ということを実際に再現体験することで、不安全状態を取り除くことへの重要性を再認識し、安全意識の高揚を図ることができました。

 本研修は、単に災害を疑似体験するにとどまらず、「安全を体得する」ことも狙いとしてプログラムされており講師の方からは、過去に発生した高圧線間短絡災害の状況を説明いただいた後、災害時に着用していた焼け焦げた絶縁上衣やゴム手袋を見せながら、「
この焼け焦げた絶縁上衣・ゴム手袋を見て、被災した家族のことまで思えたか。事故が起こると自分も痛いし家族も悲しむ。不安全行動を自制するには、『魔が差したときは“間”をおくことが大切』であり、自分にとって大事な人の顔や声を6秒間思い出すことで、人は思いとどまる」ということを教わりました。
 また、日頃の不安全行動を見過ごすことで「このくらいならルールを逸脱しても事故は起きないだろう」との誤認を与えてしまうことに繋がるため、日頃から「不安全行動を見たら先輩・後輩誰であろうと必ず注意する」ことが作業災害撲滅への第一歩だということを強く訴えられました。

 研修の後半には、全国電力総連大および四国電力総連大での災害発生状況や、組合の安全衛生の取り組みについて共有を図り、最後には参加者一人ひとりが明日から実践する行動宣言を行うことで、作業災害ゼロをめざした意識づけを全員で行い、職場一体となって作業災害撲滅に取り組んでいくことを誓い合いました。
 

 四国電力総連では、今後も、安全衛生確保に向けた周知などをホームページや機関紙をつうじて発信し、労働災害ゼロをめざした活動を行っていきます。
 
<研修中の様子>
 電線切断短絡体験  墜落制止用器具ぶら下がり体験  油圧装置挟まれ再現
   
VRを活用しての疑似体験 安全衛生の取り組み説明の様子





四 国 電 力 総 連