三労連 四国の環境とエネルギーを考える会
~「第14回 環境・エネルギーシンポジウム」に参加~

 『三労連 四国の環境とエネルギーを考える会』が主催する「第14回 環境・エネルギーシンポジウム」が11月26日(土)に開催され、四国電力総連から加盟組合役員はじめ19名(全体66名)が参加した。
 本シンポジウムは、エネルギー施設見学会と隔年で開催されており、14回目を迎える。今回は、至近のエネルギー政策を巡る動向について、各産別の役員が情報共有ならびに認識を共有するとともに、各産別における政策課題への対応について理解を深めることを目的とし開催した。
 
 開会にあたり挨拶する豊嶋稔代表幹事  会場の様子
 
 講演1では、「エネルギー政策を巡る至近動向について」と題し、近年テレビやネット番組などでご活躍されている社会保障経済研究所代表の石川和男氏にご講演いただいた。
 世界の電力供給の推移をはじめ、近年の日本国内エネルギー政策・国際エルギーの情勢変化など、日本経済に与える影響を含めて、様々な視点からの情報提供や具体的なエネルギー政策について提言いただいた。
 
講演の様子

 講演2では、「各産別の政策制度について」と題し、各産別中央組織の産業政策担当役員からそれぞれの政策課題や近年の取り組み等についてエネルギー政策に関係するものを中心に情報共有が行われ、半導体不足への対応や、各業界におけるDXの推進、分散型電源への対応などについて質疑が行われた。
 電力総連は、柳井産業政策局長より説明  各産別課題に対し質問する参加者
 
 四国電力総連は、「三労連 四国の環境とエネルギーを考える会」への参加をとおして、各産別と連携をはかりながら活動を進めていく。
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 シンポジウム前段には、三労連第1回役員会が開催され、2022年度役員全体の顔合わせを行うとともに、三労連の活動目的を改めて確認。また、来年に控えている設立30周年に向けて情報交換が行われ、引き続き、各産別間での連携を密に活動を進めることを確認した。

 役員会の様子
以上
<参考:三労連とは>
 四国地方における原子力産業に携わるメーカー・ユーザーの三労連(電機連合、基幹労連、電力総連)が、原子力をはじめとするエネルギーに関する情報交換、意見交換、調査研究等を行い、諸活動を展開していくことを目的として平成5年4月に設立。
  
 
✤これまでの活動
○「環境・エネルギーシンポジウム」の開催
○各加盟産別の施設見学会
 ・三菱マテリアル直島精錬所
 ・三菱重機㈱受配電システム製作所
 ・パナニックエコテクノロジーセンター
 ・日本電工徳島工場
 ・四国電力㈱伊方発電所、橘湾発電所、坂出発電所、本川揚水発電所
 ・関西電力㈱大飯発電所
 ・日本原燃㈱原子燃料サイクル施設(六ヶ所村)
 ・川崎重工業(株) 神戸液化水素荷役実証ターミナル
 ・環境保全の取り組みに関連する加盟産別事業所、発電所等の見学会 
                                              など





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