エネルギー政策課題への対応に向けて、理解を深める

 ~2022年度エネルギー施設見学会を開催~
 集合写真(北海道電力(株)泊発電所PR施設 とまりん館)
 四国電力総連は、10月6日(木)エネルギー施設見学会を開催し、加盟組合の執行部19名が参加しました。
 今回は北海道電力(株)泊発電所の安全対策の取り組み状況や、原子力発電環境整備機構(以下、NUMO)が進める放射性廃棄物の最終処分に関し、北海道古宇群神恵内村で実施されている地層処分の文献調査の現状について、現地にて第一線で対応に当たる社員の方々から直接説明を受け、原子力政策に対する理解を深めました。
 泊発電所では、PR施設「とまりん館」にて震災以降の安全対策の取り組みについて説明を受けた後、バスの車窓や展望台から発電所構内の工事状況を間近で確認しました。また、構内の作業災害防止に向けた独自の取り組みについても説明を受け、作業安全への取り組みに対する質疑を交わし、現場作業員の安全確保の徹底に向けた取り組みについて確認しました。

 安全対策工事の説明を受ける
作業安全に関する状況を確認 
 また、最終処分に関する理解促進に向けて、文献調査を実施している神恵内村に開設された「NUMO神恵内交流センター」の方にご協力をいただき、文献調査の進捗状況や神恵内村や周辺自治体との対話の状況などについて説明を受けたほか、直接対話に関与する者として、これまでの経験を含めて感じた想いなどをお伝えいただきました。
 参加者からは、文献調査の取り組みの広報活動(SNS活用による発信強化)や地域住民の皆さんの反応、地元北海道電力との連携について質問を行い、理解を深めました。
 説明を伺い、最終処分施設建設地選定に向けては、NUMOが展開する全国での対話活動をはじめ、広報活動や学習支援、出前授業による理解活動のほか、調査が進められている寿都町と神恵内村では、住民の疑問や不安に寄り添いながら対話活動が進められるなど、地域だけではなく、あらゆる世代の国民へのさらなる理解促進の取り組みが重要であり、原子力発電に係る者として、私たちも現場で対応される皆さんと同じ立場に立ち、当事者としてできることから取り組んでいくことが必要であるということを確認し合いました。

より多くの文献調査候補地の選出に向け、様々な世代へ積極的なPRを 

参加者から質問・意見を投げかけ、取り組みに対して理解を深める

   
広く国民に理解を促進すべく広報活動が重要であり、様々なツールで情報発信中!   

四国電力総連では、引き続きエネルギー政策をはじめとした理解活動に取り組んでまいります。
  

<関連情報>

◆経済産業省 資源エネルギー庁スペシャルコンテンツ
「最終処分地を選ぶ時の「文献調査」ってどんなもの?
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/bunkenchosa.html l

今回対応いただいたNUMO神恵内交流センターについてご紹介
◆電気新聞 「NUMOが北海道の交流拠点発足。地元対話、親切丁寧に」
 高レベル放射性廃棄物の地層処分事業に関する問い合わせに対応。
https://www.denkishimbun.com/sp/118733

◆神恵内村紹介(※外部サイト(YouTube動画)へリンク)
今回私たちに説明をしていただきましたNUMO神恵内交流センター紫藤副所長出演。
https://www.youtube.com/watch?v=Pzk-oSwowhk

【原子力発電環境整備機構(NUMO)】
HP > https://www.numo.or.jp
Facebook > https://www.facebook.com/numojp
Instagram > https://www.instagram.com/numo.jp/
YouTube > https://www.youtube.com/channel/UCWkXz0HwsaabNZIuCzgQwLg




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