2017年度 社会貢献活動報告   (寄附、寄贈の報告)

  四国電力総連では、組織活動の一環として様々な社会貢献活動を展開しており、全国電力総連大で取り組む「ふれあいカンパ」をはじめ、加盟単組に呼びかけて、ベルマークなどの収集物を活動に賛同できる団体等に寄贈する活動を継続して行っています。

 2017年度、みなさまからお預かりしたカンパ金や各種収集物の寄附・寄贈について、執行委員会で決定し、下記のとおり実施しましたのでご報告いたします。

          【2017年度ふれあいカンパ カンパ金1,120,629円】
 
 四国電力総連大で実施しているふれあいカンパについて、今年度は下記のとおり配分しました。

◆全国電力総連「ふれあいカンパ」へ520,629円を拠出。

 全国電力総連で集約されたカンパ金は、連合「愛のカンパ」および人道的支援を中心に行うNGO団体等への事業支援拠出金や、電力総連「ふれあい基金」への積立金となります。

◆(公財)オイスカ四国支部へ100,000円を寄附。

 寄附金は、オイスカ四国支部の事業運営費に充当されています。
オイスカ四国支部は、各推進協議会が精力的に様々な活動を展開しており、全国のオイスカ支部の中でも活気あふれる組織として東京本部も認める組織です。また、全国に4箇所ある研修センターのうち1つが四国支部管内にあり、随時外国人研修生を受け入れ教育を行っています。また、四国電力総連では、スポーツ大会や青年活動を通じて研修生との交流も行っています。

                


◆四国電力総連災害支援基金へ500,000円を繰り入れ

 災害時等に組織的対応として支援・協力が必要な場合に使用いたします。直近では、平成28年熊本地震の際に、電力総連大で行った災害支援特別カンパへ災害支援基金から3,000,000円を拠出し活用されています。
  
      【四国電力総連『青年統一行動』チャリティボウリング大会 チャリティ金346,407円】

 四国電力総連青年委員会が主催するチャリティボウリング大会のチャリティ金について、下記のとおり配分しました。

◆(公財)オイスカ「子供の森計画」へ300,000円を寄附。

 本活動は、子どもたち自身が、学校の敷地や隣接地で苗木を植えて育てていく実践活動を通じて「自然を愛する心」「緑を大切にする気持ち」を養いながら、地球の緑化を進めていこうというプログラムです。1991年に始まったこの活動は、2015年3月末時点で、35の国・地域の4,692の学校が参加するまでにその輪が広がっています。
 また、全国電力総連「人間と地球のふれあいセミナー」では、子供の森計画で支援している学校の視察・訪問を行っており、四国電力総連からも毎年、参加者を派遣しています。 
     
               
                       支援証

◆(公財)オイスカ「東日本大震災復興支援 海岸林再生プロジェクト」へ40,000円を寄附。

 東日本大震災発生時、これまで海からの潮や風、霧から暮らしを守ってきた海岸のクロマツは、地震により発生した津波に根こそぎ倒されるなど壊滅的な被害を受けました。古くから地元の暮らしを守ってきたクロマツを再生するため、特に被災面積が大きかった宮城県名取市において2012年に同プロジェクトが立ち上げられ、オイスカにおいてプロジェクトの協働の輪がつくられました。同プロジェクトへの寄附金は、再生を行うための活動費に充当されており、津波で被災された農家の方が、仕事としてクロマツの種から育苗、植樹と管理を実施することから、雇用にも繋がっています。
 四国電力総連では、同プロジェクトへの寄附を創設時から毎年継続して実施しています。

     
    
                 プロジェクト応援カード

◆四国電力総連ボランティア基金へ6,407円を充当

 ボランティア基金は、社会貢献ボランティアを推進することを主たる目的としており、四国電力総連大や各県連絡会大で取り組む社会貢献ボランティアの活動費として活用しています。


                    【収集物の寄贈】

◆(公財)日本キリスト教海医療協力会へ古切手9,119g、外国コイン579gを寄贈。

 寄贈物は、同協力会が集約後、業者を通じて換金され、様々な国への保健医療協力などの事業資金として活用されています。
 2016年度は、バングラディッシュへ看護師、理学療法士、タンザニアへ医師計3名の保健医療従事者の派遣を行なうとともに、インドネシア・ネパール・バングラディッシュ・ウガンダ・タンザニアの現地保険医療従事者43名への奨学金支援、そして現地団体との協働プロジェクトが実施されています。

               

◆(公財)オイスカ四国研修センターへベルマーク4,819枚、使用済みインクカートリッジ4,135
 本(キャノン3,280本、エプソン855本)を寄贈。

 使用済みインクカートリッジは、1本でベルマーク5点分として計算され、ベルマーク約100点で苗木1本分の支援となります。今回の寄贈では合計で約25,494点となることから、苗木約254本の支援になりました。寄贈物は、同研修センターを通じ東京本部に送付されます。苗木は「子供の森計画」をはじめとするオイスカの各種活動に充当されています。

               

◆エコキャップ推進協会へペットボトルキャップ1,092,799gを寄贈。

 寄贈したペットボトルキャップは、エコステーションなどに集められ、再生プラスチック原料として再資源化の取り組みが行われています。また、エコステーションでは、高品質なリサイクルを実現するために異物除去などの作業を障がいをお持ちの方々の雇用創出や自立支援に繋げています。
 また、ペットボトルキャップの収集は人的支援だけではなく、地球環境への負荷軽減にも作用しており、ペットボトルキャップ1kgをゴミとして焼却しないことで、約3kg*の二酸化炭素削減に繋がっています。今回、四国電力総連で集約した約1,092kgのペットボトルキャップは、約3,2t分*の二酸化炭素が削減されていることになります。
 *杉の木約71本が1年間に吸収する二酸化炭素の量が約1t相当。

◆(公財)オイスカ四国研修センターへ書き損じはがき1,150枚を寄贈。

 寄贈した書き損じハガキは、研修センターの事業運営に活用されます。
 研修センターは、東南アジアなどから研修生を受け入れ、帰国後に、現地での指導等に携わっていくために人材育成をする施設で、研修生は、日本の有機農業研修や女性生活改善などを学習しています。また、研修生とは、四国電力総連主催のスポーツ大会をはじめ、オイスカ四国支部が主催する植林活動などでも交流をしています。

                





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