信頼と共感で職場(組合員)の声を吸い上げ、課題解決へ!          ~2018年度 生産性労働大学を開催~



四国電力総連は、10月12日(金)~13日(土)の2日間、四国電力(株)総合研修所において、各単組の組合役員(三役中心)27名の参加のもと「2018年度生産性労働大学」を開催しました。

セミナーでは、富士社会教育センターから武田仁氏を講師に招き、生産性運動・民主的労働運動などについて講義を受けた後、ケーススタディにより、職場の課題発見と問題解決に向けた話し合いや模擬労使協議会を実施しました。

 ケーススタディでは、「新入社員の退職申し出に伴い、職場のコンプライアンス違反は無いが、長時間労働の慢性化・労働時間が長いほど頑張っていると評価される雰囲気をどう改善していくか」をケースに設定し、職場の実態把握(組合員への聞き取り)や会社への労使協議会申し入れ、組合執行部としての対応方針の確立、模擬労使協議会での課題解決に向けた協議など、執行部が取り組む活動を模擬体験し、職場(組合員)の声の吸い上げ手法や労使協議会への対応姿勢・方法について学びました。

参加者からは、「模擬労使協議会は大変勉強になった」「グループディスカッションでは、他参加者のいろいろな考え方を聞くことができ参考になった」「職場の声の集め方や会社への要求の難しさが良く理解できた」などの感想が寄せられました。

研修期間中は、他労組の参加者や事務局との意見交換も活発に行われ、四国電力総連に集う仲間同士の仕事・組合を超えたつながりを作る機会として、大変有意義なセミナーとなりました。

 

 ▲講義いただいた武田講師  ▲模擬労使協議会に向け、対応策を検討

▲模擬労使協議会では課題解決に向け真剣に論議を交わす

 ▲事務局も入って、ケーススタディを振り返り




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