2016年度 社会貢献活動報告 (寄附・寄贈の報告)



 四国電力総連は、組織活動の一環として社会貢献活動を展開しています。全国電力総連大で取り組む「ふれあいカンパ」をはじめ、加盟単組に呼びかけ、ベルマークなどの収集物を活動に賛同できる団体等に寄贈する活動を継続して行っています。

 2016年度、みなさまからお預かりしたカンパ金や各種収集物の寄附・寄贈について、執行委員会で決定し、下記のとおり実施しましたのでご報告いたします。





【2016年度ふれあいカンパ カンパ金1,094,090円】
四国電力総連大で実施しているふれあいカンパについて、今年度は下記のとおり配分しました。


◇全国電力総連「ふれあいカンパ」へ494,090円を拠出
 全国電力総連で集約されたカンパ金は、連合「愛のカンパ」および人道的支援を中心に行うNGO団体等への事業支援拠出金や、電力総連「ふれあい基金」への積立金となります。
◇(公財)オイスカ四国支部へ100,000円を寄附
 オイスカ四国支部は、各推進協議会が精力的に様々な活動を展開しており、全国のオイスカ支部の中でも活気あふれる組織として、東京本部も認める組織です。また、全国に4箇所ある研修センターのうち1つが四国支部管内にあり、随時外国人研修生を受け入れ教育を行っています。また、四国電力総連では、スポーツ大会や青年活動を通じて研修生との交流も行っています。
◇四国電力総連災害支援基金へ500,000円を繰り入れ
 災害時等に組織的対応として支援・協力が必要な場合に使用いたします。直近では、平成28年熊本地震の際に、電力総連大で行った災害支援特別カンパへ災害支援基金から2,000,000円を拠出し活用されています。





【四国電力総連『青年統一行動』チャリティボウリング大会 チャリティ金352,206円】
四国電力総連青年委員会が主催するチャリティボウリング大会のチャリティ金について、下記のとおり配分しました。
  

◇(公財)オイスカ「子供の森計画」へ
          300,000円を寄附

 本活動は、子どもたち自身が、学校の敷地や隣接地で苗木を植えて育てていく実践活動を通じて「自然を愛する心」「緑を大切にする気持ち」を養いながら、地球の緑化を進めていこうというプログラムです。1991年に始まったこの活動は、2015年3月末時点で、35の国・地域の4,692の学校が参加するまでにその輪が広がっています。
 また、全国電力総連「人間と地球のふれあいセミナー」では、子供の森計画で支援している学校の視察・訪問を行っており、四国電力総連からも毎年、参加者を派遣しています。




◇(公財)オイスカ「東日本大震災復興支援 海岸林再生プロジェクト」へ
                          50,000円を寄附

 東日本大震災発生時、これまで海からの潮や風、霧から暮らしを守ってきた海岸のクロマツは、地震により発生した津波に根こそぎ倒されるなど壊滅的な被害を受けました。古くから地元の暮らしを守ってきたクロマツを再生するため、特に被災面積が大きかった宮城県名取市において2012年に同プロジェクトが立ち上げられ、オイスカにおいてプロジェクトの協働の輪がつくられました。同プロジェクトへの寄附金は、再生を行うための活動費に充当されており、津波で被災された農家の方が、仕事としてクロマツの種から育苗、植樹と管理を実施することから、雇用にも繋がっています。
 四国電力総連では、同プロジェクトへの寄附を創設時から毎年継続して実施しています。
 
◇四国電力総連ボランティア基金へ2,206円を充当
 ボランティア基金は、社会貢献ボランティアを推進することを主たる目的としており、四国電力総連大や各県連絡会大で取り組む社会貢献ボランティアの活動費として活用しています。
  





【収集物の寄贈】 

◇(公財)日本キリスト教海医療協力会へ古切手12,900g、外国コイン232gを寄贈
 寄贈物は、同協力会が集約後、コレクターを通じて換金され、その浄財等を活用し、パキスタンとバングラデシュに、医療スタッフを送って保健医療協力を行っているほか、インド・ウガンダ・タンザニア・ネパール・バングラデシュの現地の医療スタッフに、奨学金援助を行うなど、諸活動の支援に充当されています。換金額は、古切手約24,080円、外国コイン約302円、合計約24,382円の支援となりました。
 


◇(公財)オイスカ四国研修センターへ
 ベルマーク8,669枚、使用済みインクカートリッジ4,084本
         (キャノン3,296本、エプソン788本)を寄贈

 使用済みインクカートリッジは、1本でベルマーク5点分として計算され、ベルマーク約100点で苗木1本分の支援となります。今回の寄贈では合計で約29,089点となることから、苗木約290本の支援になりました。寄贈物は、同研修センターを通じ東京本部に送付されます。苗木は「子供の森計画」をはじめとするオイスカの各種活動に充当されています。


◇エコキャップ推進協会へペットボトルキャップ1,175,324gを寄贈
 寄贈物は、再生プラスチックの原材料としてリサイクル事業者で換金し、世界の子どもたちへのワクチン支援活動や震災義援金の寄付、学校等における環境教育、障がいをお持ちの方々の雇用創出や自律支援といった社会貢献活動へと繋がっています。
 また、ペットボトルキャップの収集は人的支援だけではなく、地球環境への負荷軽減にも作用しており、四国電力総連で集約した
約1,175kgのペットボトルキャップは、約3.7t分*の二酸化炭素削減につながっています。
  *焼却量1kgあたり二酸化炭素排出量は3,150g
  *杉の木約71本が1年間に吸収する二酸化炭素の量が約1t相当
 



 四国電力総連では「書き損じハガキ」の収集、寄贈も行っております。年賀状でハガキが多く使用される年末年始にあわせて集約の呼びかけを行っており、1月末頃までを集約期間として、年賀ハガキ、一般の官製ハガキ、往復ハガキなど投函されていないハガキを集めます。書き損じハガキは、(公財)オイスカ四国研修センターへ寄贈し、事業運営費に充てられます。書き損じハガキの収集のご協力をよろしくお願いいたします。
 収集、寄贈が完了しましたら別途ご報告いたします。






四 国 電 力 総 連
〒760-0063 高松市多賀町2-12-5