2016年度 連合四国ブロック・エネルギー関連施設見学会 を開催


 四国電力総連は、平成28年10月17日(月)に「第9回エネルギー関連施設見学会」を開催した。本見学会は、これまで全国各地の電力会社等の原子力・風力・太陽光・地熱等の各発電所に加え地層研究所や原子燃料再処理工場などのエネルギー関連施設の見学会を実施し、日本・四国のエネルギー政策の理解促進を図ってきました。
 ま
た、今回も連合四国ブロックの役員(四国各県の会長等)をはじめ16名の皆さまにご参加していただきました。


日本CCS調査㈱・苫小牧CCS実証試験施設にて


※CCSとは・・・
 Carbon dioxide(二酸化炭素を)
 Capture(回収して)
 Storage(貯蔵する)の頭文字を引用したものです



 今回の施設見学は、北海道苫小牧市に位置する「日本CCS調査㈱・苫小牧CCS実証試験施設」を見学しました。
 
同施設では、工場や発電所から発生するCO2を大気放射する前に回収し、地中貯留に適した地層まで運び、長期間にわたり安定的に貯留する技術の大規模な実証試験を行っている施設であり、経済産業省が委託し、電力、都市ガス、石油、プラント設計・建設、商社が出資して2008年に設立されました。

 
冒頭、日本CCS調査㈱の会社概要と事業の必要性について説明を受け、引き続き苫小牧CCS実証試験場の施設内容や実施状況について説明を受けた。

 
その後、圧入井施設(CO2を地下貯留槽に圧入する施設。)をはじめ施設内各施設見学および同施設の方々(北海道電力からの出向者含)と地球温暖化対策の現状や地層処分に関わる様々な課題について質疑や意見交換を行った。


施設見学の様子


 四国電力総連は、引き続き日本のエネルギー政策・環境保護政策のあり方や、四国で暮らす皆さまが安心・安全と思える社会づくりを目指して活動を展開していきます。
 
仲間の皆さん、厳しい環境が続いていますが、引き続き自身と誇りを持って頑張りましょう。






四 国 電 力 総 連
〒760-0063 高松市多賀町2-12-5