感知力を高め、職場の小さな変化に気付ける役員になろう!
~2016 生産性労働大学を開催~


 四国電力総連は、10月14(金)~15(土)の2日間、四国電力㈱総合研修所において、四国電労との共催により、各単組の新任組合役員(三役中心)34名の参加のもと
「2016年度生産性労働大学」を開催した。


総連の仲間と共に頑張ろう!


 本セミナーは、富士社会教育センターより武田仁常務理事を講師にお招きし、生産性運動、民主的労働運動など労働運動全般に関する内容や、至近の社会情勢等を含めた労働環境に関して講義を受けたのち、研修のメインテーマである模擬労使協議会を実施した。


的確なアドバイスをいただいた武田講師 受講風景


 模擬労使協議会では、日頃の何気ない組合員からの相談事をきっかけとして、職場に潜む課題(長時間労働・休暇取得・ハラスメントなど)の抽出、会社への労使協議会の申入れ、組合執行部としての対応方針の確立、模擬労使協議会での課題解決に向けた協議、そして職場組合員へのフィードバックなど、執行部が取り組む活動を模擬し、その対応方法について学んだ。

 
参加者からは「実際に職場で起こるような問題に対して、具体的な対処方法を模擬労使協議会により実践的に学べ、とても勉強になった」「学ぶべきことを演習等で「気づかせる」形で教わることができた」「模擬労使協議会を経験し、相手(会社側)から組合にとって必要な言葉を引き出すことの難しさを改めて感じた」などの感想が寄せられ、自分たちの職場を思い描きながらの実習により充実したセミナーとなった。


ケーススタディの様子
職場課題に対し、執行部としてどう対応するか、労使協議で何を伝えるか真剣に議論!

模擬労使協議会に向け対応を検討 組合員の悩みを聴き取る
本番さながらの模擬労使協議会 組合員への周知会を実施


 2日間の研修期間中、講義以外でも他労組の参加者とさまざまな意見・情報交換を行うことで、組合執行部としての考え・活動の進め方などを見つめるきっかけを作り、さらには四国電力総連の仲間同士、仕事・組合を越えたつながりを作る機会として有意義な時間を過ごすことができた。

 皆さんの、組合執行部としての今後の活躍を期待いたします。







四 国 電 力 総 連
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