笑顔あふれるいきいき職場を

~2014メンタルヘルスセミナーを開催~



 11/29(土)、四国電力㈱総合研修所において、「2014メンタルヘルスセミナー」を開催し、各単組から37名が参加した。

 本セミナーは、冬季安全衛生推進運動の取り組みの一環として、メンタルヘルス対策への理解促進を図ることを目的に開催している。

 今年度については、お二人の講師からメンタルヘルスに関する豊富な知識・経験をお話しいただいた。


 講演1では、「職場に笑いと健康を~組合員の心と体はこうして元気にする~」をテーマに福島県立医科大学の大平先生に講演いただいた。

 笑いとは、身体動作と発声の二つから構成されるものであり、笑うことができる生物はヒトと賢いサルだけだそう。

 笑いと健康の関係性について、多くの実証試験が行われており、笑いがストレスを減らすことにも効果があるとのこと。

 会場では、笑いヨガを実践してみた。

 手拍子に合わせて声を出し体を動かすというもので、アロハ笑い、請求書笑い、海藻笑いなど種類もさまざま。会場中が楽しい雰囲気に包まれた。


講演いただいた大平先生 笑いヨガを実践





 講演2では、「メンタルヘルス対策」をテーマに四国電力㈱総合健康開発センターカウンセラーの北濱先生に講演いただいた。

 メンタルヘルスの考えを必要とする社会的背景として、自殺者数が3万人前後と依然高い水準にあること、6割を超える労働者が強い不安、悩み、ストレスがあるとしている調査結果や精神障害等に係る労災請求件数、認定件数ともに近年増加傾向にあることが挙げられた。

 普段から温かい風通しのよい人間関係を築くこと、そのために職場においてはメリハリのあるコミュニケーションも必要であり、また、自分の状態についても理解することが大切とのこと。

 職場でも、家庭でも声をかける、話を聴く、変化に気づく、いたわる。

 まずは聴くことからということで、会場では傾聴を実践し、うなづくことや表情、目線などポイントを学んだ。


講演いただいた北濱先生 研修風景









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