被災地ボランティア 第3陣を派遣

~ 第1陣・第2陣に続き、第3陣を派遣 ~

一緒に活動した中国電力総連および
ボランティアセンタースタッフの方々と

 
被災地救援ボランティアレポート<第3陣>
 
 4月24日(日)~5月2日(月)の第1陣、5月18日(水)~26日(木)の第2陣にに引き続き、第3陣として、6月3日(金)~11日(土)の9日間、福島県新地町、南相馬市において支援活動を行いました。


【6月4日~8日および6月10日の主な作業内容】

○新地町にて、個人宅の畑・庭の瓦礫の片付け、清掃など

 中国電力総連のメンバー10名と共に、総勢15名にて作業に携わりました。

 作業は、防塵マスク・ゴーグル・合羽上下を着用し、工具・機材はボランティアセンター管理のスコップと一輪車を使用しての、原始的な作業手法であったため、かなりの労力を必要とする現場でした。

 ボランティア最終日に、新地町のボランティアセンタースタッフよりお聞きした話ですが、作業をさせていただいた個人宅の方から『病院へ行って留守にしていた間に綺麗にしていただいて、ありがとうございました。』との連絡があったそうです。


【6月9日の主な作業内容】

○南相馬市にて側溝の清掃作業

 新地町ボランティアセンターが休みのため、この日は南相馬市で関西電力総連のメンバー20名と共に作業を行いました。

 活動現場は、海から1㎞の距離にあり、側溝の上にヘドロと瓦礫が積み重なった状態。発電機にてポンプを稼働し、まずは溜まったままの水を取り除く作業をし、その後、ヘドロをスコップでひたすらかき出し、土のう袋に詰めるという過酷な作業でした。

 この作業現場は、側溝の距離約500m程度あり、約30人で3日間要する仕事量とのことでした。


≪感想≫

 ベースキャンプの福島市から活動する被災地までのバス移動が1時間半と長かったことは、結構きついと感じました。

 また、今回、私たちが行った被災地は、道路が通行できるよう整備されていましたが、それ以外は被災から3カ月が経とうとしているのに、相変わらず瓦礫の山でした。前回;第2陣の方も感じておられましたが、継続した支援が必要だと強く感じました。

 今回の被災地支援ボランティアで、私たちができたことはほんの少しのことです。でも、そういったことが積み重なって復興していくものだとも感じます。

 また、新地町のボランティアセンターの皆さん、依頼者の皆さんから大変喜ばれたことは、とてもやり甲斐のある活動になりました。今回、参加された皆さん、大変お疲れ様でした。




     ∮ 被災地支援ボランティア(第3陣)として派遣された方々 ∮

       [写真左より]
大岩  聖 氏
別役  進 氏
西岡田仁志 氏
三木 公司 氏
津野 幸司 氏
 〈四国電力労働組合 松山支部〉
 〈四国電力労働組合 中村支部〉
 〈四国電力労働組合 池田支部〉
 〈四電技術コンサルタント労働組合〉
 〈四国電力労働組合 高知支部〉



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