第5回環境・エネルギーシンポジウム&施設見学
全日空ホテルクレメント&サンポート高松
〜三労連・四国の環境とエネルギーを考える会〜
 三労連(電機連合・造船重機労連・電力総連)で構成する 「四国の環境とエネルギーを考える会」(代表幹事:野口 賢彦=四国総連会長)は、2001年度の主要活動として、1月19日(土)、全日空ホテルクレメント高松において、「第5回環境・エネルギーシンポジウム」を開催しました。
 今回のシンポジウムは、三労連の各産別本部より社会・産業政策等を担当する中央執行委員を講師に招き、各産別の取り組み状況を報告いただき、四国の構成組織から参加者(38名)から質問を受けるというディスカッション形式で開催しました。
 参加者からは、電力総連の活動の内、原子力発電を推進していくためにコストに関する資料の充実を求める意見や、電機連合の環境ホームページに関する質問、また、造船重機労連に対してはメガフロートのその後の進展状況など、予定された時間を超過する程熱心なディスカッションの場となりました。

 また、ディスカッションの座長を務めていただいた電力総連・四国電気保安協会労組の大林美代子さんのプロ並み?の進行により、テンポのある充実した雰囲気の中での開催となりました。
 さらに、第2部として、近隣のエネルギー施設見学として「サンポート高松地区地域熱供給施設(四国電力)」を参加者全員で見学しました。高松港の海水を利用しての地域熱供給事業の仕組みを詳しく見学した参加者からは「空気よりも海水の方が夏冬の温度差がないとはいえ、その温度差を利用することで、効率的な熱供給が行えることに驚いた・・・」など、興味溢れる感想が寄せられました。
 三労連では、進行する温暖化やあらゆる環境破壊から地球の環境を守り、将来に渡り子供達に継承していけるように、引き続き、環境・エネルギー産業に従事する社会人として地道な諸活動を展開していきます。


開会にあたり、野口代表幹事より参加者への御礼と開催趣旨が説明されました。             詳しく分かりやすい報告を頂いた講師の皆さん。
(左端:大林座長)
講師 : 電機連合本部 産業政策部長 土居 清良 氏 講師 : 造船重機労連本部 
            産業政策部門部長 小出 弘 氏
講師 : 全国電力総連 
社会・産業政策局部長庄司 保夫 氏
質問者 : 冨永 浩之 氏(住重労組書記長)
質問者 : 玉井 敏久 氏 (四国電労交渉対策部長) 質問者 : 横山 一男 氏 
(電機連合東四国地方協議会 事務局長)
質問者 : 芝田 孔秀 氏 (住重労組執行委員) 環境・エネルギー提言発表 : 三好 洋司 氏
(造船重機労連香川地方協議会 事務局長)
閉会挨拶 : 横山 一男 氏 
(電機連合東四国地方協議会 事務局長)
サンポート地区の完成予想全景(模型)を見入る参加者

三労連:四国の環境とエネルギーを考える会では、毎年、シンポジウムやエネルギー
関連施設の見学会を通じて、地球環境を守っていくための諸活動を行っております。
ぜひ、次回の開催の際には、どしどし参加をいただければと思います。