第20回全国電力総連定時大会は、9月6日・7日の2日間、広島市の広島国際会議場において開催されました。今大会では、20世紀最後の節目の大会として、また、次期参議院選挙での藤原正司(現関西電力総連会長)必勝決議をはじめ、電力総連大の2000年度の活動方針を採択されました。
 大会初日のオープニングでは、記念講演として「21世紀への提言  アジア・そして世界の中の日本」をテーマに、評論家の「金 美齢(きん びれい)」さんを講師に招き、現代日本のアジアでの役割の重要性、特に、電力総連に集う労働者・組合員の社会への貢献度の高さなどを改めて認識させられ、勇気づけられました。
 大会の中では、経過報告に対して、四国の代議員を代表して、「吉田良一(四国電労徳島県本部委員長)」が質問に立ち、先の衆議院選挙の結果が、電力総連や連合方針また民主党との関係等を背景に、地方組織がどれだけ懸命に取り組んだ経過であったかを紹介すると共に、来年の参議院選挙での藤原正司必勝に向けた電力総連として組織を挙げた体制・対応の必要性を訴えました。
 また、2日目の大会開始前には、参加者全員で黙祷の後、全国の組合員で手分けして作成した千羽鶴(四国電力総連では80羽作成しました)を、広島の戦没者の御霊に奉奠し、21世紀が平和で2度と間違いを繰り返さない世紀となるように祈り誓い合いました。
 さらに、2日目には、藤原正司必勝セレモニーが催されました。バトンを渡す予定の足立良平参議院議員の激励の挨拶の途中、大スクリーンに映し出された藤原正司氏の瞼に浮かんだ涙が印象的で、「この人を絶対に国政の場へ送るんだ」という強い決意に会場全体が包まれました。
 2002年には、四国においてこの全国電力総連大会が開催予定です。組合員皆様の絶大なるご協力をよろしくお願いします。
        
  金美齢さんからは、電力総連への期待のメッセージ。 吉田代議員の気合いの入った質問。(前日の練習の成果!)
松井美鈴さん(中央)も全国の女性委員と共に大会に参加。  各議案に対して、賛成の挙手をあげる四国の代議員。
新規加盟の四国工商・林委員長も紹介されました。(左) 手分けして折られた千羽鶴が戦没者に奉奠されました。 
 藤原を国政の場へ・・・。涙をこらえて熱い決意表明!。  野口会長とも固い握手を交わした藤原正司立候補予定者。