橘湾火力発電所の見学を通じてさらに交流を深める
〜三労連・四国の環境とエネルギーを考える会〜

 三労連(電機連合・造船重機労連・電力総連)で構成する 「四国の環境とエネルギーを考える会」(代表幹事:野口 賢彦=四国総連会長)は、2000年度の主要活動として、11月14日(火)〜15日(水)、四国電力橘湾火力発電所ならびに阿南変換所の見学会を実施しました。
 見学会には、三労連の各構成組織から34名もの参加を得ることができ、1日目は、6月に営業運転を開始した橘湾石炭火力発電所の門屋所長から概況説明を受けた後、発電所ボイラー建家屋上からの展望による説明、また、中央制御室での勤務風景などを見学した後、電源開発との共同施設でもある揚炭場を見学しました。

 2日目は、橘湾火力発電所で発電した電力を関西方面へ送電するための施設である「阿南変換所」を見学しました。同所の中越所長からは、なぜ直流送電による海底ケーブルという形態としたのかなど、興味深い説明をいただき、参加者からも予定時間を超過するほどの熱心な質問が寄せられ、充実した見学会となりました。
 さらに、1日目の夕食会では、三労連の参加者の連帯と懇親をいっそう深めることができ、また、参加者からも「友好組織の方々とふれあうことができとても楽しかった。また参加したい。」などの感想もいただき、2日間を通じて大変有意義な見学会となりました。

開会にあたり、野口代表幹事より参加者への御礼と開催趣旨が説明されました。             橘湾火力発電所玄関での記念撮影!!
ボイラー建家屋上から施設全景を展望! 三班に分かれて、詳しく説明をいただきました。
四国電労橘湾火力発電所支部の木曽委員長のユニークな説明により楽しく見学できました!(作業服:木曽委員長) 橘湾火力発電所門屋所長直々に説明をいただきました。
造船重機労連の参加者の皆様は、さすがに石炭運搬用のタンカー模型を熱心に見学されていました。 四変テック労組川人委員長(右)・四電工労働組合小西副委員長(左)にも参加いただきました。
(完成予定である地域共生施設にて)
阿南変換所では、直流サイリスタバルブ(交直変換器)の仕組みも教わりました。 どのくらいのコストで海底ケーブルを敷設できたんですか。
技術的な質問も飛び交い、恐れ入りました。
三労連:四国の環境とエネルギーを考える会では、毎年、エネルギー関連施設の見学会を行っております。
ぜひ、来年度の開催の際には、どしどし参加をいただければと思います。